2011年12月定例会 一般質問
12月議会が始まりました。今回の質問は明日の16時頃となりそうです。以下に通告の内容を記載します。
1.六次産業化について[答弁:市長]
強い農林水産業、強い商工業を育てていくための六次産業化について、魚津市の考え方と取り組みについて問う。
2.財政運営について[答弁:市長]
新年度では約5億6千万円の財源不足の見込みとなっており、すべての事務事業について、財源の確保を含めて再度精査・見直しをするとあるが、実施手法、目標設定、結果公表について、具体的な説明を求める。
収入について、市税等の滞納対策と徴収コストの低減策としてコンビニ収納、クレジット収納の導入についての考えを問う。
3.総合防災訓練について[答弁:企画総務部長]
今年度より総合防災訓練は市内を4ブロックに分けて実施することになった。初回の実施を終えて、ブロック開催における今後の課題を問う。
東日本大震災を受けて、大規模災害への備えを強化することが求められている。総合防災訓練において、自衛隊や警察と連携をすることについての考えを問う。
4.並行在来線について[答弁:産業建設部長]
富山県の並行在来線を運営する第三セクター会社設立の出資比率が発表され、また赤字解消のための経営安定基金についても言及があった。今後の魚津市の負担についての見通しについて問う。
三セク会社の金沢までの快速列車運行により西方面への利便性は最低限確保できるようになったが、特急「北越」が廃止されれば東方面への利便性は低下する。県やJRに対してどのように利便性の確保を求めていくか問う。
2011年10月 ひとのま
高岡の瑞龍寺そばにある「コミュニティーハウスひとのま」さんにお邪魔してきました。コミュニティハウスとは、誰もが気軽に通えて、自由に使える。交流のなかで新たなものが生み出される。そんな場所だそうです。お邪魔したときは不登校の子供たちや高校生、大人数名の姿があり、代表の宮田さんが出迎えてくれました。
私が空き家問題に取り組む中で空き家をコミュニティの拠点になる場所に活用できないかと考えていたら、そういうの を実践されている方がいるとの話があったので連れて行ってもらいました。
ひとのまさんは空き家をお借りして、コミュニティハウスを運営されています。誰も が自由に使える中で、利用者の方たち自身が利用のルールを決めていっているそうです。イベントも数多く、人とつながるきっかけを得ることができる場所だと
感じました。
問題なのは、運営資金。どれだけ使っても1日300円の利用料、趣旨に賛同してくれる方の寄付(サポーター制度)、補助金では現在なかなか収支は厳しく、今後はカフェの運営も考えているそうです。これを不登校の子供たちに手伝ってもらったりすることで、子供たちに自分たちは必要とされているんだと感じてもらう社会勉強も兼ねたいとのことです。こういう柔軟な考え方をもっと持っていかなくてはと痛感しました。
ひとのま
http://hito-noma.jimdo.com/
2011年10月 シンポジウム御礼
9月30日に魚津サンプラザで開催された地域を考えるシンポジウム「魚津を元気にする女性の力!」はたくさんの方に参加し
ていただき、盛況に終わることができました。パネリストの方々の経験を生かした貴重な提言から魚津を元気にするヒントをいただけたと思います。ありがとう
ございました。
2011年9月 地域を考えるシンポジウム
古来より世の中は女性の下支えがあって動いてきました。今、魚津市や県東部を活性化させるためには、ボランティア、
ビジネス、カルチャーなど様々な分野で人が動く、人が交流することが大切です。人が動くときに実働部隊になるのは女性です。つまり、女性の力を引き出すこ
とによって、魚津の元気が生み出されるのではないでしょうか。
そこで、各分野で活躍されている女性パネリストを迎え、女性の視点から魚津を元気にするヒントをいただきたく、地域を考えるシンポジウム「魚津を元気にする女性の力!~変わる世界、変わる日本~」を開催させていただきます。
演題:地域を考えるシンポジウム「魚津を元気にする女性の力!~変わる世界、変わる日本~」
パネリスト:
川渕 映子(アジア子供の夢代表)
紀 平(遼寧省丹東市嘉河食品有限公司代表)
森内 ゆう子(音楽クリエーション歌澄奏主宰)
コーディネーター:
本田 雅俊(元政策研究大学院大学准教授)
日 時:9月30日(金)19:00~20:30(予定)
場 所:サンプラザ4F大ホール
対象者:誰でもOK
その他:入場無料
2011年9月定例会 一般質問
早いものでもう9月。ずいぶん涼しくなってきましたが、本会議で質問のある13、14日は真夏日になるとのこと。今議会もまだネクタイ・ジャケット着用なので暑いです。
さて、14日の本会議では1番目に一般質問させていただきます。以下、通告内容を記載しておきます。
1.公共施設のあり方検討について[答弁:副市長]
公共施設のあり方について、施設管理シートの整備を進めているなどしているが、進捗と今後の計画について問う。
今後の施設のあり方については複合化が一つの考え方になる。例えば、公民館と児童センターと福祉施設のそれぞれの機能をもつ施設のように、複数の機能をつなぐことにより相乗効果も期待できる。
また、民間活力の導入も積極的に取り組む必要がある。公共の担い手に行政だけでなく事業者や地域にも参入してもらおうという考え方だが、参入しやすいしくみづくりをしなくてはならない。
さて、学校、保育園、福祉施設などそれぞれ役割をもった施設を検討する組織はあるが、複合化や民間活力の導入も視野に入れて総合的に公共施設のあり方を検討していく際には、どのような枠組みで行うのか問う。
2.地域の自主財源確保について[答弁:企画総務部長]
地域振興会や自治会など、地域の自主財源確保についてどのように考えているか問う。
地域の自主財源確保のために一つの案として、資源物常設ステーションでの資源物売払収入を地域に還元するしくみをつくってはどうか。
3.空き家対策について[答弁:産業建設部長、産業建設部次長]
市街地における空き家調査の結果が出揃った。管理されていない迷惑な空き家も報告されている中で、空き家を減らすための対策について問う。
加えて、平成24年度より改正予定のまちなか居住制度について、どのように考えているか問う。
4.公共交通について[答弁:産業建設部長、商工観光課長]
北陸新幹線開業に伴うJR北陸本線の第三セクター化について、県の提示する上下一体・県境分離の三セク案では運行
内容の充実どころか先細りして利便性がますます低下すると考える。富山地方鉄道との連携も県が積極的に責任をとる態度を示さなければ実現は難しいと考える
が、市の見解を問う。
魚津市民バスについて、活性化には利便性の向上に加えて市民や利用者の支持が必要と考える。市民や利用者の支持を得るためにも、富山市のライトレールや
セントラムのようにまちのシンボルとなるような存在であることが望ましい。更新の際に目立つラッピングバスにしてはどうか。
2011年7月 市議会流出ビデオ
富山県議会がインターネットでの録画議会中継を始めました。
http://www.toyama-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=gikai_result
以前にもインターネットでの録画中継を要望していたのですが、「お金がかかる」「他市でやっていない」「そもそも需要がない」などの理由で却下されていました。しかし、県議会が始めたことで県内の議会の動きが活発になりそうです。
そのような訳で議会の事務局長に相談してみたところ、「お金がかからんでできるもんなら試しにやってみたら?」とのことで、さっそく動画をyoutubeに流出させてみました。
本会議で質問してみた
その1 http://www.youtube.com/watch?v=m70BqQR70jU
その2 https://www.youtube.com/watch?v=LKCtPGcbbnM
その3 https://www.youtube.com/watch?v=HYbMlBmZIq8
その4 https://www.youtube.com/watch?v=SwVAAfsBZ00
15分までしか動画を上げられないため、1時間の質問なら4分割。うちの議会ではたいてい12人ほどが質問するので48個のファイルに分かれてしまいます。画質はもともと悪いのでこれは仕方ありません。(そもそも質問者もイマイチです。もっと堂々としゃべれないものか)
とにかく、情報公開のしくみが広がっていくことは良いことです。お金や手間ひまがあまりかからずできるようであれば、ぜひ進めていきたいものです。
2011年7月 早角要望
松倉・上中島・下中島の議員、区長さんたちで構成する早月川・角川地区開発促進協議会(早角協議会)で、魚津市と富山県(新川土木センター、新川農林振興センター)へ要望を行いました。
要望書渡すところ
要望内容の主なものとしては、学校統廃合について、県道金山谷田方町線(宮津霊園のところから松倉小学校までの道)の拡幅と歩道整備について、8号バイパス吉野交差点の海側道路の拡幅についてなどです。
毎年の要望ですが、要望内容をまとめるのがひそかに大変です。そして現地はほとんどわからない……。地元を知ると いうのは、地元に住み育っていたとしても、その意識がないとなかなか把握することができません。議員になってすぐに、先輩議員からアドバイスをいただきま
した。
「まずは地元を歩くこと。意識して回ることで見えてくることがたくさんある」
2011年6月定例会 一般質問
まずは私事から。昨年、9月23日に結婚し、6月11日に第一子が誕生しました。里帰り出産だったので、妻と長男には議会が終わったら会いに行きたいと思います。議会を休むわけにはいかないので。
さて、6月定例会においても4点を質問させていただきます。以下に質問の通告内容を記載します。
1.エネルギー利用について[答弁:市長]
先の震災では長時間にわたって送電が止まる事態が起きた。魚津市の非常用電源の備蓄量ではどれだけもつのか。避難所に指定されている公的施設の備えはどうなっているか。
魚津市の再生可能エネルギーの利用状況、推進状況はどうなっているか。
避難所に指定されている公的施設に災害時の備えとして太陽光発電や小水力発電などの再生可能エネルギーを利用する考えはないか。
2.学校規模適正化について[答弁:教育長]
統合を予定している小学校の協議についての進展を問う。
また、統合により新設校を開校することとなった場合、その準備期間はどれくらい必要となるのか。
3.災害対応について[答弁:企画総務部長]
3月11日に東日本大震災が発生し魚津市では直接被害は無かったものの様々な影響が及ぼされた。その対応について及第のレベルではあったと思うが課題も散見された。この課題をどのように整理し共有していくのか見解を問う。
4.歩行者・自転車の安全のための道路整備について[答弁:産業建設部長]
3月に魚津市幹線道路網計画が策定された。この中には歩行者や自転車の安心・安全に配慮した道路整備を行う旨が記載され対応する路線が示されているが、この計画に記載のない既存道路における歩行者・自転車の安全のための道路整備について見解を問う。
2011年3月 たくさんの支援物資有難うございます!
被災され魚津市に避難された方への支援物資を魚津市が募集したところ、70組、約150名の方々からたくさんの支援物資をいただきました。受付初日は人手がいるかもしれないとのことだったので手伝いに行ってきましたが、混乱もなく、無事初日を終えることができました。
(衣類は女性ボランティアの方が仕分けてくれました・・・が、一応衣類は受け付けていません(;^_^A)
(1日でたくさん)
支援物資の受付は来週いっぱい続けるとのことです。ご協力いただいているみなさんに感謝いたします。
●支援物資の受付について
[日時]
・3/20(日)~3/27(日) 9:00~16:00
[場所]
・新川学びの森天神山交流館 宿泊施設
所在地:魚津市天神野新147-1
[募集する物資]
・毛布
・水(ペットボトル)
・トイレットペーパー
・ティッシュペーパー
・紙おむつ
※いずれも新品未使用のものに限ります。
2011年3月定例会 一般質問
ご無沙汰しております。3月だというのに今日は寒い日になりました。議会は1日から始まり、明日からは代表・一般質問が行われます。私は明後日の10時から一般質問をさせてもらうことになるかと思います。事前の通告内容を記載します。◆マーク以降が質問の要旨になります。
1.新年度予算について[答弁:市長]
当初予算概要の主な行財政改革事項では、人件費の削減と国から認められた市債の繰上償還しか記載されていない。事務事業評価などの行政評価も行っているが、行財政改革として載せるような成果について問う。
◆予算書には事業と金額しか載っていません。例えば、前年比で予算が減っていたと
しても、それは努力によって節減されたものか、過大な見積もりがされていて減らしたものか、判断ができません。努力による成果をあげているのであれば、そ
れを行政改革の成果として情報公開していかないと、魚津市が何をやっているのかわからないままなので、行政改革と情報公開についての質問です。
2.魚津市のイメージアップについて[答弁:市長]
第4次総合計画で交流人口増を目標に掲げ、また今議会で観光振興条例を制定予定なことなどから、魚津を広く世に
知ってもらう必要が出てきた。そのためには魚津の良い点を正しく認識し、市内外の人たちに認知してもらう。つまり、分析とPRが重要である。その組織や体
制はそれぞれどのようになっているか問う。
◆情報発信するときの「見せ方」って大切ですよね。加えて、見せ方を工夫する前に、魚津ってどんなところ?がわかっていないと、何を見せればいいのかもわからないですよね。今年、観光振興条例を制定する予定ですが、その意識付けについての質問です。
3.定住促進施策について[答弁:副市長]
市長の提案理由説明には人口減少社会に対して地域の産業を着実に振興し就業の場を確保するなど定住人口の拡大につながる施策を進めるとある。この定住人口の拡大につながる施策とは具体的にどういった事業か問う。
◆定住促進には幅広い要素が絡むので一概には難しいのですが、行政の目標として定住人口増(正確には定住人口の減少の鈍化)を挙げている以上は施策を実施していかなくてはいけません。代表的なものは職と住まい。その施策はどうですか?
4.小型家電常設ステーションについて[答弁:民生部長]
新年度より整備予定の小型家電を回収する常設ステーションの概要は。
不燃物として出されていた小型家電がリサイクルされることにより、埋め立て処理をされるごみの量は減少するものと考えられるが、ごみ処理にかかるコストは低下するのか問う。
◆ごみ処理にかかるコストって非常に大きいんです。ごみの焼却や埋立を担当する新川広域圏の分担金、約5億2千万円(ごみ処理だけじゃないけど)。魚津市のごみ収集などに約2億。少なくできるものなら、どんな取り組みも進めていくべきです。
今年、小型家電を回収する常設ステーションが整備(市:50万円、県:50万円)されます。今まで粗大ごみとして出されていたファンヒーターやビデオ
デッキなどは鉄だけ抜いて埋め立てられていました。これからはリサイクル業者にお金をもらって引き取ってもらいます。買取価格-運搬費用がトン当たり何千
円かの赤字なので市の手出しはありますが、これらは埋め立てしないので、アホみたいにお金をかけて整備している埋立地が延命されます。コスト計算が必要で
すが、プラスになる事業であれば積極的にすべきだと思います。